脱ゆとり教育
2008年に改訂された学習指導要領のことを脱ゆとり教育と呼ぶ場合があります。
小学校では2009年度に一部前倒しで行われ、2011年度より完全実施されます。
中学校では2009年度に一部前倒しで行われ、2012年度に完全に行われます。
高校では2012年度の入学者から一部前倒しで行われ、2013年度の入学者からは完全に行われます。
この改訂後の学習指導要領では、授業時間・内容の削減を行ってきたゆとり教育とは逆に内容を増やし、授業時間を増加させる教育となっています。
具体的には、小学校では278時間、中学校では105時間ゆとり教育の授業時間よりも増加し、47都道府県の名称や位置や台形の面積の公式、縄文時代、イオンなどの内容が追加される予定です。
小学校で2011年度から使われる教科書は、マスコミから「脱ゆとり」と騒がれ、全教科で前回(2004年の検定)よりも25%、ゆとり全盛期(2001年の検定)より43%ページ数が増えたことが、文部科学省の2011年度から使われる小学校の教科書検定の結果の発表でわかっています。
教科書が厚くなることに合わせて、2012年からのランドセルは一回り大きくなるそうです。
※Wikipedia参照